「子どもがきれいな字を書くにはどうしたらいいんだろう、もう少し読みやすい字が書けたらなあ……」と思ったことはありませんか?
私は娘が小学生になったばかりの頃、娘の字が少しでもきれいになる方法はないかなあと考えていました。
書道教室に行くのはお金もかかるし、これ以上習い事を増やしたら(ピアノと水泳を習っています)お友達と遊ぶ時間が減ってしまうし。
そこで本記事では、子どもがきれいな字を書けるように取り組んで効果があった教材2つを紹介します。
- 「なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳」
- 「学年習字」
上記2つの方法を取り入れたおかげか、小学1・2年の娘の硬筆の作品が2年連続で小学校の学年代表に選ばれました。
子どもがきれいな字(読みやすい字)を書けたほうがいいと思った理由
それは2つありました。
- 読みやすい字を書ければ、テストなどで字が読みにくいということで✖️にされることがないと思ったこと。
- 中学生になったら、先生にノートを提出する機会があるとのこと。その時に少しでも綺麗な字で書けていれば内申点(高校受験のため)にも有利になるのかも……、という思いがあったこと^^;
「なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳」を使ってみた
色々調べてまず取り入れたことの1つ目は、なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳(桂聖 永田紗戀 著 実務教育出版)。
この本では、ひらがなをきれいに書く具体的な方法がわかりやすく書かれていて、親子で楽しみながら正しい字形を学べます。
「なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳」の進め方
下記の3つにステップを踏んで、きれいな字を書けるように目指します。
ひらがなを声に出して読みます。(親子で一緒に)
次にひらがなを指で何度かなぞってから、実際に書いてみます。
まず、下の写真のかわいいひらがなのイラスト見て、「ふうせんを起こさないようにゆっくりね」「ジャンプ!」「すべりだいでシュー」などセリフを言いながらひらがなを指でなぞります。次に実際に書いて練習します。
おもしろくて記憶に残りやすいね!
4つのどの部屋から書き始めるのかを確かめて、ポイントを話しながらまずは指でなぞります。
最後にお手本を見ながら実際に書いて練習します。
すごく可愛くて子どもにもわかりやすかったようです。
この本のおかげで読みやすい字の基礎が身につきました!
「なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳」の口コミ
『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』のネット上の口コミを調べたので紹介します。
字が汚い息子。こちら、予想以上に楽しみながら取り組み、だいぶ改善されてきた。なんだろ、丁寧に書くようになった。それだけでだいぶ違う。
— momo (@momokohappiness) January 15, 2022
なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳 – 実務教育出版 https://t.co/4hoBh3YTox
先週買ったこれ娘のくいつきが良かった。確かに字が綺麗になったよ。(まだ数文字だけだけど)
— 天ぷら@2029 (@Fq3Dn) October 12, 2022
なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳 – 実務教育出版 https://t.co/O4bX5OXaZ4
「なぞらずにうまくなる 子どものひらがな練習帳」
— わたこ (@ultimaoffline) June 15, 2020
息子、これで字が上手になりはじめた。
漫然となぞるのはダメだな!
じっと観察する意識が芽生えた模様。
うまく書けてない例も載ってて、ダメ出しさせるのも学びになる。
反復練習する部分が少ないので、12マスこくごノートにたくさん練習してる。 pic.twitter.com/zLvWMv3zpT
ひらがなの覚えは早かったくせに書くことには全く興味のなかった長女(4)が夢中になって書き始めた この本はすごい!
— まいさん (@theo0802) March 5, 2020
なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳 https://t.co/yHWQqkbu9d
効果あり!
引用元:Amazonカスタマーレビュー
最初の何文字かはアドバイスしながら付き合って、後は自分でやらせたらとても字が綺麗になっていた。
子供だけではなく、大人も一緒に使って一緒に綺麗な字を目指せます。
あとは継続が大事ですね。
続けて練習することで必ず定着します。
「学年習字」を始めた
2つ目に、学年習字という子どもの字の上達のための雑誌があることを知り、定期購読することにしました。
対象年齢
対象年齢は下記の通りです。
硬筆の部 | 未就学児・小学生・中学生 |
毛筆の部 | 小学生・中学生 ※未就学児はフェルトペンの課題が提出できる |
料金
料金は下記の通りです。
半年払い | 1年払い |
3,750円 | 7,500円 |
定期購読の申し込みは、半年か1年かのどちらかを選択できました。
1冊(625円)だけの購読もできますよ。
ひと月にかかる費用は625円+競書に出す切手代で、リーズナブル!
その他に競書に出す専用の用紙が必要になりますが、一冊買えば長く使えます。
これならお友達と遊ぶ時間や学習時間も確保できるし、習い事を増やさなくて済みます!
学年習字の流れ
納得いくものが書けるまで練習して、締切日までに忘れずに提出します。
冊子が届いたら、自分の名前が載っているのを確認します。
次回以降は、名前に○がつくと級が上がっていくシステムになっています(硬筆毛筆両方提出できます)。
添削を受けることもできる
競書とは別に、書道の先生に添削をしてもらうこともできます。
添削は別料金がかかります!
添削券が6枚2,200円(税込・送料無料)なので、1回の添削につき370円くらいです。
とても丁寧に添削してもらえて、娘のテンション爆上がり!
学年習字に実際に取り組んでいて感じたメリット
学年習字に実際に取り組んでいて感じたメリットは下記3つです。
料金が安い
何より価格が安いのが魅力的です。
習字教室に通うとなるとやはりもっと料金かかると思いますし。
コスパ良し!
手軽に自分のペースで無理なく取り組める
取り組む日時を自分たちの都合で設定できるので便利です。
あとは取り組む量がちょうどよく、無理なく取り組めるところも気に入っています。
わが家は最初の半年は競書+添削、それ以降は競書のみ毎月提出(硬筆のみ)しています。
取り組み方については、何回か集中して練習して、お手本を見て「こうしたらもっと良くなるかな」というところを赤字で修正しています。
最初は私が赤で書いていましたが、今は娘がお手本を見ながら自分で赤で直しています↓
名前が載ることでやる気が出る!
学年習字の雑誌が届くと、娘は食い入るように自分の名前を探して丸がついているかどうか確認しています。
また、名前の上に二重丸がつくと作品が掲載されるので励みになります。
学年習字のデメリットは?
デメリットは、習い事とは違って日時など制約がないところ。
メリットでもあるのですが、デメリットにもなりえます。
取り組むのを忘れたり、めんどくさいからやらないとなってしまう可能性もあるかもしれません。
取り組むのを忘れることのないように、この日に取り組むという日をあらかじめ決めておいて、スケジュールに書き込んだり、スマホに設定して管理して継続できるようにしています。
まとめ:2つのことを取り入れた結果
読みやすい字を書くために
- 『なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳』
- 学年習字
以上2つを取り入れてきました。
そのおかげか、上述の通り、ありがたいことに小学1・2年の娘の作品(硬筆)が2年連続で学校の学年代表に選ばれました!
普段はこんなに丁寧ではないですが、今のところ読める字を書けています。
1つ目の本は小学校1年の時のみ使用していました。
2つ目の学年習字は、小1の秋から小学3年の現在まで月に1回という少ない回数ではありますが、取り組む時は集中して取り組むことを継続してきました。
これからも続けていきたいと思っています。
ほんの少しずつでも継続することで良い変化が起きたのかなと思います。
継続は力なり!これは学習にも通じることですね。
下記の記事では学習の習慣化について紹介していますので、ぜひこちらも併せて読んでみてください
おうちで習えるオンラインイラスト教室を体験してみたので、こちらもぜひご覧ください
コメント