【筑駒生考案】知育算数ゲーム「分数職人」で遊んでみたレビュー!遊んでいるうちに算数力アップ♪

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分数職人レビュー

東大進学率No.1の筑駒生が考案して作った「分数職人」。

分数職人で遊んでいるところ

分数職人は、子どもと大人が一緒に遊べる知育算数カードゲームです。

算数が好きになるきっかけになるゲームということで、気になる……、やってみたい!と思い、早速購入して親子で遊んでみたのでレビューします。

じゅんぺー

最初は結構難しいのかなあと思ったのですが、慣れるとシンプルなルールで遊びやすく、やればやるほど奥深いなあと感じるゲームですよ!

タップできる目次

分数職人とは?

分数職人
画像引用元:分数職人公式サイト
販売元株式会社 JPjoy
価格2,800円(税込)
対象年齢小学生から大人まで(分数がわかっていると、比較的スムーズに進みます。)
プレイ人数2人から4人
プレイ時間約10分

分数職人」は、中学受験経験者である筑駒生が、”お子様の算数アレルギーをなくす”をモットーに本気で開発された知育カードゲームです。

クラウドファンディングでも話題になりました。

「筑駒」とは、唯一の国立男子中高一貫校である「波大学附属場」のことで、東京大学への進学者数が多いことで有名な進学校です。

算数でつまづきやすい分野の「割合」と密接に関連している「分数」。

たくさんの分数を作って数字に触れることで、分数を「感覚」として自然と理解し克服して、「算数って楽しい!」と気づいて欲しいという思いで作られたそうです。

じゅんぺー

プレイ所要時間は10分なのですが、考える時間が長いせいか、わが家は10分では終わらないことが多いです……!

分数職人の遊び方(ルール)

分数職人で遊んでいる

分数職人」のルールを説明します。

じゅんぺー

ゲームの説明書は、添付されていた紙のQRコードを読み取って、ダウンロード・印刷しました。

STEP
カードの色を選ぶ
分数職人のカード

まずは、赤・青・緑・黄色の中から好きな色のカードを選びましょう。

選んだ色のカードが、自分の手札・山札になります。

STEP
じゃんけんしてサイコロを振る順番を決める
じゃんけんして順番を決める
STEP
カードを山札と手札に分ける
手札と山札に分ける

選んだカードをシャッフルして、山札を作ります。

そこから8枚を山札の上から順に取って、手札にしましょう。

カードの種類(1色につき)
  • 1〜9の数字カード×2
  • 乗札カード4枚:2つの数字を掛けられる
  • 化札カード2枚:1〜9の好きな数字として代用できる
乗札と化札の説明
STEP
サイコロを振って分数を決めて、全員一緒に分数を作る

サイコロを2個振って、分子と分母を決めましょう。

分子サイコロと分母サイコロ

全プレイヤーが同時に、手札を使って1つの分数(分数の分母・分子それぞれの数)を作ります。

分数職人で遊んでいるところ

もし、すべてのプレイヤーが分数を作れなかった場合は、次の人がサイコロを振り、作る分数を再度決定します。

分数の作り方
  • 同じ大きさの分数が作れる:例えば、作る分子が1/2の時、2/4・3/6・4/8……などもOK
  • カードを複数枚並べて、複数桁の数が作れる:例えば、2と3のカードを使って23を作れる
  • かけるカード(乗札)を使って数字を作れる:例えば、2・3のカードと乗札カードを使って、2×3=6が作れる
    ※ ただし、分数同士をかけることはできません
じゅんぺー

山札が最初に無くなった人が勝ちなので、手札が早く減るように、なるべくたくさんの手札を使える数字の組み合わせを考えましょう。

わが家が作った分数の一例(こちらをタップ)

サイコロで6分の5と出たので、化札を3として18分の15を作り、6枚の手札を消費しました。

分数の作り方の一例

サイコロで3分の1と出たので、2と7を並べて27にし、27分の9を作り、3枚の手札を消費しました。

分数の作り方の一例

サイコロで6分の3と出たので、化札を9として54分の27を作り、6枚の手札を消費しました。

ただし分母が「」の時は、ハプニングが起きます……!

ハプニングの内容

分母が「5」分子が「1」順番を逆回りにする
分母が「5」分子が「2」サイコロを振った人は、捨て場のカードからランダムで2枚山札に戻す。
分母が「5」分子が「3」サイコロを振った人は、手札を2枚減らし、山札からカードを引く。
分母が「5」分子が「4」一番数が大きなカードを1枚選び、左隣の人と交換(左の人は好きなカードを渡す)。
分母が「5」分子が「5」一番数が小さなカードを1枚選び、左隣の人と交換(左の人は好きなカードを渡す)。
分母が「5」分子が「6」山札を正面の人と交換する(3人以上の場合は右回りに)

ハプニングが出た場合(分母が5の時)は、そのハプニングの行動が終わり次第、次の人がサイコロを振ります。

ハプニングが起こる「分母が5」の場合は、分数は作りません。

じゅんぺー

ハプニングで形勢逆転も狙えます!ただし、悪いハプニングもあるので要注意……。

STEP
分数の作成に使ったカードは、捨て場に置く

全員が分数を作り終えたら、分数作成に使ったカードは捨て場に置きます。

STEP
常に手札が8枚の状態を保つように、山札からカードを引く

分数を作るのに使ったカードの枚数分を山札から引き、手札を8枚に保ちます。

STEP
ステップ4に戻ってくりかえす

ステップ4に戻り、次の人がサイコロを振って、次のターンのスタートです。

STEP
最初に山札のカードが無くなった人が勝ち!
このゲームの勝者

最初に山札がなくなった人が勝ちで、手札はあってOK。

他のプレイヤーと同時に山札がなくなった場合は、その時点で手札が少ないほうが勝ちです。

分数職人の外観と中身

開封

分数職人」の外観と中身をレビューします。

分数職人の箱は、単行本よりも小さくコンパクト。

分数職人の箱のサイズ

子どもの手と比べると、サイズ感はこんな感じです。

箱のサイズ感
箱のサイズ感

分数職人の中身

分数職人の中身
  • カード 96枚
  • サイコロ 2個
  • ゲーム説明書の紙(QRコードから説明書が見られます)

ゲームの説明書は、QRコードを読み取ってダウンロードし、印刷して使っています。

カードは、赤・青・緑・黄色の4色に分かれています。

分数職人のカード

デザインはシンプルで、粋な感じ。

じゅんぺー

シンプルでステキ♪

サイコロは、赤いほうが「分母」、青いほうを「分子」として使います。

分子サイコロと分母サイコロ

分数職人で遊んで感じたメリット・デメリット

実際に「分数職人」で遊んで感じたメリット・デメリットをレビューします。

【メリット①】掛け算や割り算など計算の練習になる

計算する

このゲームでは、たくさんの分数を作りまくるのですが(紙に書き出して計算することもあります)、分数を作るのに、掛け算(時々割り算も)をいっぱい使います。

分数職人で遊んでいると、掛け算や割り算を結構スムーズに考えられるようになるなと感じました。

じゅんぺー

計算ドリルとかだとどうしても強制感が出てしまうけど、ゲームで夢中になっているうちに、計算の練習が自然とできるのは、親としてはありがたい♪

また割合のことなども、子どもと一緒に考える(例えばホールケーキ2分の1だったら全体の50%、小数で表すと0.5のように)ので、割合と分数の密接なつながりを体感できました。

遊びながらたし算の練習になる「ノイカードゲーム」もおすすめです!

【メリット②】かなり頭を使う=思考力が鍛えられる

分数を作っているところ

ゲームを進める中で、

  • サイコロで出た分数を手札で作るために、出た分数を倍々にしたり、約分してみたり、計算しまくって考える。
  • なるべく多くの手札を使うには、数字をどう組み合わせればいいか。
  • 化札や乗札をどの程度使うか。早めにすべて使ってしまうと後々苦戦するかも……。

など、いろいろ試行錯誤します。

じゅんぺー

かなり頭を使うので、思考力・発想力が鍛えられるのを感じました!

【メリット③】楽しい!

最初は難しそうでできるのかなと心配でしたが、慣れてくると、シンプルなルールながら奥深いゲームで、親子で楽しめました。

親子一緒に、遊びながら算数力を高めていけるのは魅力的ですね♪

娘は慣れないうちは難しいと言っていましたが、親子一緒に少しずつ進めていくと要領がわかり、今では楽しくなってきたようで「もう一度やる!」と、何度か対戦しています。

じゅんぺー

ゲームで勝つために、1人で分数を作る自主練までしていてびっくり……!結構ハマってます。

【メリット④】小さめの箱で収納がラク

箱のサイズ感

分数職人は単行本よりも小さいので、ボードゲームに比べると収納に困ることがなく、旅行とかに持って行くのにも便利そうです。

【デメリット】ゲームの説明が必要最低限なところ

デメリットをあえて挙げるならば、ゲームの説明が必要最低限であるところ。

じゅんぺー

何度もやって慣れると、ハプニングの時以外、説明書見なくても大丈夫ですが、初めてだと結構戸惑うかも……。

もう少し、分数の作り方の事例を挙げておいてもらえるとわかりやすいかなと思いました。

ただそんなところを、ゲームしていく中で自分たちであれこれ考えていくのも、このカードゲームの醍醐味なのかもしれないなあ……、なんて勝手に感じています。

こういう「数字を感覚で理解するようなゲーム」を考えられる筑駒生……、やはりすごいですよね。

分数職人の口コミ・評判は?

分数職人」の他ユーザー(AmazonやSNSなど)の口コミを調べてまとめてみたので紹介します。

良い口コミ
悪い口コミ
  • おもしろい・楽しい
  • 頭を使う
  • 子どもが分数にハマった
  • 遊び方がシンプル
  • 大人も子どもも楽しめる
  • 遊び方の説明が少なくて難しい
  • 遊び方の紙がない

ポジティブな口コミは、「遊び方がシンプルでおもしろい。」「頭を使う。」「子どもが分数にハマった。」などがあった一方、「説明書を自分でダウンロードして印刷するのが手間。」「ゲームの説明が不十分。」という意見もありました。

全体的には良い意見の方が多かったです。

実際の口コミの一部はこちら

良い口コミ

10歳の甥っ子が文数でつまずいていたので、何かないかと調べていたところみつけたので、買ってみました。遊び方は、すごくシンプルなのですが、大人でも頭を使うのですごく奥が深いなと感じました。

引用元:Amazonレビュー

悪い口コミ

遊び方説明が少なく、小学生向けにしては説明が不親切だと感じました。説明書は同包でなくQRコード読み取りなのですが、それならば尚のこと発売元に印刷費用がかかるわけでもないのだから、もう少し詳しく例をあげて載せて欲しいです。

引用元:Amazonレビュー

結局、まだ分数を知らない3年生には理解しがたい、一つの遊び方しか書いていないので、親もアレンジの仕方がわからず…使えてない…。

引用元:Amazonレビュー

分数職人はこんな人におすすめ

分数職人」がおすすめな人は下記の通りです。

こんな人におすすめ!
  • 算数の苦手意識をなくしたい
  • 算数力・計算力を高めたい
  • 思考力・発想力を養いたい
  • 親子で楽しく遊びながら算数力をアップさせたい

分数職人レビューまとめ

分数職人」について下記のことをお話ししました。

遊びながら計算力・算数力アップに貢献してくれる、筑駒生考案のカードゲーム。

ぜひ親子で挑戦してみてくださいね。

▼こちらの記事では、お気に入りの知育ゲーム14個を紹介しています▼

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