【アトモンカードゲームをレビュー】娘がこんなにハマるとは!化学が身につくすごいカード

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遊びながら学べるゲームを探していたところ、アトムモンスターズ(縮めて「アトモン」)という、カードゲームを楽しみながら化学の知識が身につく知育ゲームを発見。

早速アトモン基本パックを購入して、娘(小3)と遊んでみたので紹介します。

アトモンの分子カードと原子カード


化学の記憶が薄れてしまった私は、アトモンのカードを見て「原子、分子……、はてなんだっけ……?!」という感じでしたが、アトモンの説明書や動画を見ながら少しずつゲームを進めていくとなんとか理解できて、親子で楽しめています。

特に娘は、アトモンの原子カードを組み合わせて分子を合成する自主練をするほどハマり、アトモンを買って大正解でした!

じゅんぺー

化学をこんなにも楽しみながら学べるなんて。ありがたすぎる……!


タップできる目次

アトモンについて


まずは、アトモン(アトムモンスターズ)について紹介します。

アトモンの基本情報

販売元タンキュー株式会社(tanQ)
対象年齢5歳から大人まで
プレイ人数2人から4人
プレイ時間10分から20分
価格(税込)2,750円

アトモンカードゲームは、遊びながら元素記号を学習できる化学バトルゲームです。

アトモンの商品は4つ

アトモンの商品は下記4つ▼

わが家は、最初にアトモン基本パック、その後アトモンはじめてBOOKを購入しました。

アトモンカードゲームの中身です
アトモン基本パック
アトモンはじめてBOOKの中身
アトモンはじめてBOOK

アトモンはじめてBOOKには、「TANQ FILE アトモン秘伝の書」と「限定カード入りのアトモンカード30枚」が入っていました。

本も併せてみると原子と分子のキャラクターのことがもっと知れてゲームがますます楽しくなります。

じゅんぺー

基本パックには入っていなかったカードも入っていて娘が大喜びでした♪

基本パックはこちら

拡張パックはこちら

アトモンはじめてBOOKはこちら

アトモンのまんがも発売されました!

じゅんぺー

アトモンのまんが、かなりおもしろくて娘が大爆笑しながら読んでます♪

アトモンの遊び方は3通り

アトモンで遊んでいる様子

アトモンカードゲームの遊び方は3通り▼

  1. 神経衰弱
  2. 基本バトルゲーム
  3. デッキバトルゲーム

まずは神経衰弱から始めて、慣れたらバトルゲームに進みます。

神経衰弱

アトモンカードで神経衰弱をしている

神経衰弱のプレイ人数は2人から4人です。

神経衰弱の遊び方
STEP
原子・分子カードを準備

原子カードを裏向き、分子カードは表向きに置く

STEP
めくったカードを足して分子を作る

分子ができたら分子カードをもらえる。

ヘリウムが出たとき&必要ない原子カードをめくった時は失敗。次の人に順番が移る。

STEP
分子が作れなくなるまで、あるいは5回代わりばんこにやったらゲーム終了

ゲットした分子カードの右上の数字を足して大きい人が勝ち!

アトモンカードの右上の分子量を足す

長い化学式をねらうほど難しくなりますが、得点も高くなります。

基本バトルゲーム

アトモンの基本バトルで遊ぶ

基本バトルゲームのプレイ人数は2人です。

遊び方の動画

基本バトルの遊び方
STEP
原子・分子カードを準備

原子カードを8枚ずつ配って手札にして、残った原子カードは裏向きに重ねて山札にする。

分子カードは表を上にして並べる。

STEP
年上の人からスタート(じゃんけんなどで決めてもOK)。先攻の人は手札から原子カードを1枚選んで表向きで出して攻撃。

攻撃された人は、相手の出した原子に自分の原子の手札を組み合わせて(何枚でもOK)分子が合成できれば攻撃を防げる⇨得点

一度合成された分子でも合成OK。

窒素で攻撃!
原子カードで攻撃
窒素と酸素2枚で二酸化窒素を召喚
原子カードを組み合わせて分子を作って防御

分子が合成できない時or分子を合成したくない時は、 追加したい枚数を宣言して1ターン1回のみ山札からカードを引ける。パスをすることもできる。

ヘリウムで攻撃されたら分子を結合できないので攻撃を防げない!

STEP
手札を使い切ったプレイヤーはこのラウンドに勝利!得点を手に入れる

ラウンドに負けたプレイヤーは0点。

得点の合計が1番に200点を超えたプレイヤーが勝者!

デッキバトルゲーム

アトモンデッキバトルで遊ぶ
デッキバトル

基本のバトルよりルールがかなり複雑になるので、基本のバトルゲームを習得した後こちらに挑戦します。

プレイ人数は2人

遊び方の動画

デッキバトルゲームの遊び方
STEP
自分だけの組み合わせで選んだデッキ(カードのチーム)を作って準備

迷ったらおすすめのデッキリストを見て作る。原子カードをシャッフルして山札にして、分子カードは表向きに置く。

STEP
じゃんけんして先攻・後攻を決める

じゃんけんして順番を決める

STEP
山札から5枚手札を引く

後攻は不利になるので後攻の人はヘリウム1枚バトルゾーンにセット。

ヘリウムでブロックができる(攻撃はできない)。

STEP
1枚原子カードを引いて手札に加えて、下記4つのフェーズの中でやりたいことを実行。やりたいことが終わったら「ターン終了」と言う。

【分子分解フェーズ】初回ターン以外。分子を原子にもどす。分解された分子は捨てる。

【原子チャージフェーズ】原子番号の数字の合計が8になるまで出せる。

原子ゾーンに原子カードがある場合は、8+その原子番号の数字も足した数まで出せる。

【分子召喚フェーズ】原子ゾーンの原子カードを組み合わせて分子を召喚(この時はまだ合成中。次のターンから攻撃可能)

【アタックフェーズ】相手バトルゾーンの分子に攻撃or相手プレイヤーに直接攻撃。分子の数字が多いカードが攻撃成功。

攻撃した分子は横向きに置く

STEP
相手プレイヤーに直接攻撃を1回でも決めれば勝利!

アトモン基本パックを開封&バトルゲームで遊んでみたレビュー

アトモンの基本バトルで遊ぶ

アトモン基本パックを購入して遊んでみたのでレビューします。

アトモン基本パックを開封

アトモンカードゲームの中身です
アトモン基本パック
アトモンカードの箱を開けたところ

アトモン基本パックに入っているものは下記の通りです▼

  • 原子カード 32枚
  • 分子カード 40枚
  • プレイシート&ルール説明 1枚
  • デッキバトルルール説明 1枚
  • タンキュークエストについての説明 1枚
ビニールに包まれた新品のアトモンカード

カードがビニールに包まれているので、ビニールをハサミで切る時はカードを切らないように要注意!

アトモンカードとトランプの大きさ比べ
左がアトモンカード 右はトランプ
アトモンカードとトランプの大きさを比べている

カードの大きさはトランプとそれほど変わらず、トランプよりほんのり大きめです。

基本のバトルゲームで遊んでみた

まずはルールを説明書と動画でチェック。(アトモンの動画はYouTubeでも公開されています。)

アトモンのルール説明書です
アトモン ルール説明書

ルールの説明書だけでなく動画もあるので理解しやすくて良かったです。

バトルシートが小さくて化学式が見づらかったので、B4の大きさに拡大コピーしました。

カードを準備してじゃんけんで順番を決定。

じゃんけんして順番を決める

先攻からスタート。

水素で攻撃!

アトモンの基本バトルで遊ぶ
水素 H
原子を組み合わせて分子を作った
HCN シアン化水素

窒素と炭素を追加して、シアン化水素を召喚!分子カードをもらって27点ゲットだね。

カードの右上の分子量が得点になります。

アトモンカードの右上の分子量を足す

次は私の番。窒素で攻撃だー!

窒素で攻撃!
窒素 N
窒素と酸素2枚で二酸化窒素を召喚
二酸化窒素 NO2

酸素2つを追加して、二酸化窒素を召喚!分子カードゲットで46点得点!

基本バトルゲームは先に手札がなくなった方が勝ち。

得点の合計が1番に200点を超えたプレイヤーが勝者となります。

1回戦は娘の勝ち。

楽しい!次はデッキバトルやろう!

デッキバトルは基本のバトルよりもルールが複雑なので、基本バトルになれてから遊びます。

手もとの原子をどの原子と結合させて分子を作るか、最初のうちは化学式をチェックしながらなので時間がかかりますが、化学式を覚えるとささっと作れてスムーズに進みそうです。

アトモンのバトルシート
じゅんぺー

ゲームで遊んでいるうちに元素記号や化学式が自然と覚えられるのが、このカードのすごいところ♪

想像以上に娘がアトモンのトリコになりまして、原子を組み合わせて分子を作る自主練を1人でコツコツやっています……!

アトモンカードで分子を合成する練習をしている
パジャマ姿で夜な夜な分子の合成に励む娘……

アトモンで遊んで感じたメリット6つ

アトモンのバトルシート

アトモン基本パックで遊んで感じたメリットを6つ紹介します。

  1. ゲームバトルを楽しんでいるうちに化学の知識が自然と身につく
  2. キャラクターが魅力的&かわいい
  3. 動画があってわかりやすい
  4. 考える力が鍛えられる
  5. コンパクトなので収納しやすい
  6. わからないことがあったら質問できる

バトルゲームを楽しんでいるうちに化学の知識が自然と身につく

アトモン基本バトルで遊んでいる

アトモンカードでどの原子と原子を結合させれば分子にできるかを考えながら遊ぶうちに、元素記号や化学式が覚えられます。

また、いろんな遊び方があるのでいろんな角度から元素に親しむことができます。

キャラクターが魅力的&かわいい

アトモンカード 水素
アトモンカード 水
原子を組み合わせて分子を作った

アトモンのキャラクターがそれぞれ個性的で魅力がいっぱい。

またカードのQRコードからキャラクターの紹介動画が観れるので、そこでキャラクターのことがわかってさらに愛着がわきます。

動画があってわかりやすい

動画でルールや元素記号について説明してくれるのがわかりやすくてよかったです。そして何より動画がおもしろい。

キャラクターの紹介動画ではキャラクターに親しみを持てましたし、ルールの動画では説明書だけではわからない部分があったので、動画があったのは本当に助かりました。

考える力が鍛えられる

  • 結合が簡単で分子量の少ない分子を作って確実に得点を狙うか、結合が複雑な分子量が多い分子を作って高い得点を狙うかどちらにしようかな
  • 今ある分子で攻撃するか、分子を分解して原子に戻して組み直すか 

など戦略を練ったり判断力が問われたりする場面が多々あり、考える力が鍛えられると感じました。

コンパクトなので収納しやすい

アトモンカードケースの大きさは10cm×14cm
アトモンカードの入れ物の大きさは14cm×10cm
ほんとアトモンカードゲームの入れ物の大きさ比べ
単行本と比較
じゅんぺー

ボードゲームとは違って幅を取らないので、収納しやすくて助かります。

わからないことがあったら質問できる

不明点があったらタンキュークエストの公式Lineで質問できます。

実際にダイアモンドの合成について不明なところがあったのでLineで問い合わせてみたら、1日後くらいに返信をいただきました。

質問できる場があるのは安心です。

アトモンのデメリットに感じたこと1つ

アトモンカードの箱を開けたところ

デメリットを挙げるならただ1つ、箱(フタ)が開けにくいことです。

カードを入れた状態で箱のフタの部分を持ってガタガタ振って開けるか、爪を立てて開けています……。

アトモンの口コミ・評判

ネット上のアトモンの口コミ・評判を調べてみました。

良い口コミ・評判

まずは良い口コミからです。

ネット上の良い口コミをまとめると下記の通りです▼

  • 夢中になって遊んでいる
  • おもしろい
  • 化学式を覚えた
  • 計算力がつく
  • イラストがかわいい
  • 元素に興味を持てる
  • 動画も楽しくみている
  • 親子で楽しめる
じゅんぺー

子どもは本当に覚えるのが早い!娘の希望でアトモン拡張版も購入予定です。

アトモン拡張版グリーンとパープル、12月半ばに導入しました。個性豊かなモンスターが増えて親子で盛り上がってます!

アトモンの拡張版
アトモン拡張版 パープルとグリーン
アトモンの拡張版
アトモン拡張版

悪い口コミ・評判

次にネガティブな口コミも紹介します。

難しい

絵はかわいいのですが、ルール説明が少しわかりづらく、元素などのそもそもを知らない子にとっては何をしているのかよくわからないようです。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

切り欠きさえ、切り欠きさえあれば開けられるのに…!

切り欠きがないだけでこんなにフタが開けにくいなんて!
と言うのが第一印象でした。
子ども達だけで遊ぶ時にこれでイラッ→振りまくる→ぶちまける、と言う展開にどれくらいの人がなるのかは分かりませんが、ご参考までにうちはマスキングテープの端の部分を折り返して飛び出す部分を作り、箱の内側に貼りました。開ける時は飛び出しているマステを持ってフタを開ける事ができます。
ゲーム自体は楽しく遊べそうですが、バトルの説明がわからずまだ遊べていません。
分子カードを並べるとあるけど、説明だと12枚しか並んでない。カードの種類はそれ以上あるのに。でも全部並べるとえらい場所とります。
もうちょっと隠れアスペでも混乱しないようにしてくれるとありがたい。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

 取り合えず注意点が一つ。

プレイ人数が2~4とあるがこのゲームの肝である【カードバトルゲームは二人用】
繰り返します。
【カードバトルゲームは二人用】です。
正直購入してこの点だけは騙されたと思ったので。
物は非常によく出来ていますし、基本パックだけでも十分遊び学べます。

引用元:Amazonカスタマーレビュー

ネット上の悪い口コミをまとめると下記の通りです▼

  • ルールが難しい
  • バトルの説明がわからない
  • フタが開けにくい
  • バトルゲームは2人用(4人ではない)

ルールについては説明書と動画を併せて見て、実際に遊びながらその都度わからないところを確認して覚えていくのがいいと思います。

フタについてはわが家も開けにくいと感じていますが、箱をたてにガタガタ振って開けています。開けやすくする方法はないかと模索中……。

神経衰弱は4人までできますが、バトルゲームは1対1の勝負なので2人までなのです。

じゅんぺー

2人とはいえ、かなり白熱したバトルになりますよ!

口コミ・評判のまとめ

アトモンのネット上の口コミ・評判をまとめました▼

良い口コミ
悪い口コミ
  • 夢中になって遊んでいる
  • 面白い
  • 化学式を覚えた
  • 計算力がつく
  • イラストがかわいい
  • 元素に興味を持てる
  • 動画も楽しくみている
  • 親子で楽しめる
  • ルールが難しい
  • バトルの説明がわからない
  • フタが開けにくい
  • バトルゲームは4人用ではなく、2人用なので注意

ルールが難しい、フタが開けにくいなどネガティブな口コミもありましたが、夢中になって遊んでいる、化学式を覚えた、親子で楽しめるなど全体的に良い意見が多かったです。

アトモンはこんな人におすすめ

アトモンがおすすめな人は下記の通りです▼

アトモンはこんな人にオススメ
  • 遊びながら化学の知識を身につけてほしい
  • 子どもの考える力を鍛えたい
  • カードゲームが好き
  • 親子で楽しみながら化学を学びたい

アトモンレビューのまとめ:化学が勉強になる前にアトモンカードゲームで化学の種まきをしよう!

ここまで下記6点について紹介しました▼

  • アトモンについて
  • アトモンの遊び方は3通り
  • アトモン基本パックを開封&遊んでみた
  • アトモンのメリット・デメリット
  • アトモンの口コミ・評判
  • アトモンはこんな人におすすめ

化学が勉強になる前に、アトモンの楽しいカードゲームでお子さんに化学の種をまいてあげませんか。

じゅんぺー

私も子供の頃にこんな楽しい化学のカードゲームで遊びたかったなあ……!

アトモンのまんがが発売されました

こちらの記事では、子どもにおすすめの知育ゲームを12コ紹介しています

tanQカードゲームのレビューはこちら


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