2025年度からZ会Asteriaがリニューアルされ、小学生にも対応したことを機に、Z会の小学英語からAsteriaへ切り替えてみることにしました。
昨年、娘が小5の時に英検4級に合格し、今後どのように英語学習(特に文法)を進めていくか悩んでいたので、まさにグッドタイミング!
Asteriaを受講して1ヶ月以上がたったので、小6の娘がAsteriaを受講している感想を、本音でレビューしてみたいと思います。
結論からお伝えすると、Asteriaにして良かったです!
good!
- 今まで学んできた内容を、整理しながら復習できる
- 子どものレベルに合った、ほどよく負荷がかかる英語学習ができる
- 取り組みたい文法事項があれば、そこをピックアップして学習できるのがすごく便利
リニューアル前のAsteriaについてはこちらの記事をご覧ください▼

>> Z会Asteriaの公式HPはこちら
2025年度のリニューアルでの変更点
変更点一覧表
2024年度まで | (2025/1/29以降) | 2025年度から|
対象学年 | 小学校高学年・中学生・高校生 | 小学校3〜6年生・中学生・高校生 |
カリキュラム | CEFR-Jに準拠したCANDOベース | 中高生英語教科書『NEW TREASURE』Stage1〜3の学習順序ベース(CEFR-Jの理念をベースにしつつ) |
(前半部分) | 単元の構成映像授業、単語 添削問題(ライティング) | 文法の要点(映像授業、例題、単語など) 文法の演習(文法の理解を確認する「到達度チェック」) 添削問題(和文英訳・読解) |
(後半部分) | 単元の構成個別強化AIプログラム | 前半で学んだ文法を使った4技能演習 添削問題(ライティング) |
添削問題の作成方法 | キーボード入力 | 手書き入力 |
その他の教材・機能 | オンラインスピーキング・AIスピーキング 英検対策 英語能力判定テストCASEC | 個別強化AIプログラム オンラインスピーキング・AIスピーキング 英検対策 英語能力判定テストCASEC 英単語ジム 学び検索チエノワ(2025年7月以降リリース) |
受講会費 | 2,992円/月(12ヶ月一括払い) | 3,900円/月(12ヶ月一括払い) |
リニューアルされたAsteriaについて、変更点5つを解説します。
対象学年は小学3年生から
Asteriaの対象学年が小学3年生からになり、小学生のための『文法学習の導入単元』(中1準備)がスタート!

文法学習が初めてのお子さんでも、安心して学習が進められる内容になりました。
ただし、Asteriaの教材はとてもシンプルで、キャラクターなどが出てくるにぎやかなタイプではないので、それでも大丈夫なお子さんにおすすめです。
カリキュラムは教科書ベースに
Asteriaカリキュラム(単元)の一部を抜粋
2024年度まで | 2025年度以降 |
基本的な語句 | 中1 be動詞(I am〜) |
用紙・アンケート | |
自己紹介1 | |
相手に関する質問 | |
日常使うものの説明 |
従来のCEFR-J準拠から、学校・教科書の学びに沿いながら、学年を超えた発展的な学び・大学入試対策につながる講座に生まれ変わりました。
中高生英語教科書『NEW TREASURE』の学習順序をベースにしたカリキュラムになり、be動詞・一般動詞・命令文・助動詞……など、単元が文法項目ごとに分かれたので、より取り組みやすくなったと感じます。

また使っている教科書に合わせて、単元の学習順序を入れ替えることもできます。

お子さんの英語力に合わせて、開始単元を設定できたり、取り組みたい文法を学習できたりと、自由度が高いのもメリットです!
文法学習がより手厚くなった
リニューアルにより学習の構成が変わり、文法学習が手厚くなりました。
映像授業、例題で文法の要点を学んだ後に、新たに『到達度チェック』という文法の理解度をチェックする演習を行い、知識の定着を図ります。
例えば、中学英語の単元では、前半の『Learn』コマで文法を体系的に学び、後半の『Master』コマで、前半で学んだ文法を使って4技能(聞く・話す・読む・書く)を身につけていきます。



文法をいろんな角度から攻略できます!
添削問題を強化
2024年度まではライティングのみだった添削問題に、新たに和文英訳と読解の添削が加わり、記述力をより強化できる内容へとパワーアップしました。
これまでのキーボード入力から、デジタルペンシルでの手書き入力になり、英語を書く力の強化にもつながっています。


その他アプリ機能が追加
単語ドリルと単語テストで英検対策に役立つ約2,000語を学習できるアプリ、『英単語ジム』が追加されました。
また、2025年7月には『学び検索チエノワ』(知識のつながり・広がりを感じられる学びを実現するアプリ)もリリースされます。
受講料金はup
リニューアルによる内容の充実度アップに伴い、受講料金は1,000円弱アップとなりました。
【2025年度以降】Asteriaの基本情報


Asteriaの基本情報を6つに分けて解説します。
特長5つ
特長 | 詳細 |
① オープンカリキュラム(無学年式) | 文法(小学生〜高校範囲)の先取り学習が可能 |
② バランス良く英語4技能を習得 | 文法・語彙の学習はもちろん、4技能(聞く・読む・話す・書く)もカバー |
③ 社会で役立つ英語力の基礎の養成 | 学んだ文法はすぐに『日常的な場面を想定した問題演習』で定着させる(→実用的な英語が身につく) |
④ 難関大学への合格力を養成 | 「Learn(文法を中心とした学び)→Master(身近な場面で実践演習)」のプロセスで学習し、文法を一通り学び終えた後は、大学入試に向けた読解・和訳・英訳にも取り組む。 読解・和文英訳・ライティングの添削指導あり。 |
⑤ 万全な英検対策 | 英検5級から準1級までの対策が可能 オンラインスピーキングのレッスン(3級、準2級、2級、準1級に対応)は2025年5月リリース予定 |
Asteriaは、小学校~高校範囲の文法が学び放題のオープンカリキュラム。
お子さんに合ったペースで学習を進められます。
またAsteriaは、以下のような多角的なアプローチで英語力を伸ばせるようになっています。
- 【文法学習】映像授業と例題でのインプットと到達度チェック・添削指導で理解度を確認
- AIを活用した効率的な学び(個別強化AIプログラム・AIスピーキング)
- 外国人講師とのマンツーマンレッスンでのオンラインスピーキング(月2回)
- 年2回の英語能力判定テスト(CASEC)による客観的な評価
- 英検対策
英検対策に関しては、英検5級〜準1級までの内容に対応していて、小学生のうちから合格に向けた対策が可能です。
受講の目安レベル
Asteriaの学習をするには、下記のことが前提で進みます。
- アルファベットや初歩的な単語・英文が理解できること
- 英語学習の経験があること
Asteriaを学習できるレベルの目安については、Z会の案内では『学校外で1年以上英語の学習経験があるお子さん向け』と記されていました。



英語学習をどんどん先に進めたい方に最適です!
Z会小学生コースの英語のレビュー記事はこちらをご覧ください▼




単元の詳細
単元種別 | 学習方針 |
中1準備(4単元) | 文法を本格的に学ぶための導入(小学生向け) |
中1〜中3(39単元) | 文法を体系的に学びながら、学んだ文法を活用できるようにするトレーニングを、4技能バランス良く行う ※中高一貫校の各学年相当の内容(公立校における高校範囲を含む) |
高1〜高2(46単元) | 学んだ文法を整理し、より詳細まで理解を深める。 大学入試に向けて、読解やライティングの比重を高めた学習を行う |
英語4技能 | 個別強化AIプログラムで、4技能の演習を行う |
中学_学力診断 | 高校受験コース5教科セット Asteria英語を受講中の方向けの自宅用模擬試験 |
英検対策 | 各級2回分の模擬試験に取り組む |
お子さんの英語力や学校の進度に応じて学習順序を変えたり、学習したい単元を選んで学習することもできます。
タブレット1台で学習完結


Asteriaは、タブレット1台で学習が完結します。
タブレットだと学習教材がかさばらないので、収納に悩まなくていいのが便利です!



紙の教材は結構かさばるんですよねー……。
手持ちのタブレットやZ会専用タブレット、パソコンのどれでも学習できるのですが、わが家はZ会専用タブレットを使っています。
おうちで使っているiPadは趣味と習い事用なので、途中でそっちをやり始めて勉強に集中できないと困ると判断……。
Z会専用タブレットの購入にいたりました。
使用しているタブレットの詳細はこちらをご覧ください。


受講料金【2025年度】
12カ月一括払い | 6カ月一括払い | 毎月払い |
3,990円/月 | 4,117円/月 | 4,334円/月 |
12か月払いは毎月払いより10%オフ、6か月払いは毎月払いよりも5%オフなので、一括払いがお得です。


Asteriaの学習の流れ


実際に、小学生の娘がAsteriaを受講している体験を元に解説します。
初期設定
Asteriaの学習を始める前に、まずは「初期設定」を行います。
Z会学習アプリの「各種設定」をタップして設定を開始します。


【平日中心に進める(週5コマのペース)】or 【週末中心に進める(週2コマのペース)】のどちらかを選びます。
わが家は、通常は土日の週2日取り組み、長い休みは平日中心に取り組むことにしました。
1回の学習時間(単元学習だけの場合)は、だいたい20分前後です。
自由に好きなところから開始できます。
わが家は今まで学習したことの整理と復習を兼ねて、最初から学習してみることにしました。



これまで学習したことをきちんと理解できているか、確認しながら進めています。
英語の検定結果(英検®・TOEIC®・LIPHARE 英語CAN-DOテスト)をお持ちの方は検定結果を、お持ちでない方はレベルチェックテストを受けて設定します。
娘は英検4級受験からしばらくたっていたこともあり、英検の結果ではなく、実力チェックテストで現時点のレベルを判定してもらうことに。
今の娘の英語力に合った問題を出してもらって進めることにしました。



ほどよく負荷がかかる設定にするのが良いかも。難しすぎるとイヤになっていまいそうで……。
1ヶ月の学習の流れ
1ヶ月の学習の流れを紹介します(目安)。
- すでに学習したことがある単元は、単元3つ目の『到達度チェック』を解いてみて、理解できているなら次の単元に移って大丈夫です。
- 添削問題は、1つの単元につき2つあり、3日以内に返却されます(早い時は当日返ってきます!)。
- 単元種別により、単元内の構成は変わります。
\ タップで切り替わります /
「中1準備」の単元は、初めて英語を学習する小学生のための補助単元です。
毎月の流れは下記の通りです。
映像授業を見て、文法を学びます。
単語や・表現を学習します。
『到達度チェック』で、今回の単元で学んだ内容の到達度を測ります。
学んだ単元の添削問題を解きます。
映像授業を見て学びます。
単語・表現を学習します。
「到達度チェック」で、学習した内容が身についているかを確認します。
学んだ単元の添削問題を解きます。
単元学習のほかに、プラスαの学習にも取り組めます。
プラスαの学習はこちら
個別強化AIプログラム | AIが一人ひとりに最適なレベルの問題を自動で出し続けてくれます。 自分で学習サイクルを決め、1回30分程度を目安に取り組みます ex.「ひと月に1〜2技能ずつ、第○週目に学習する」など ※1回で1つのパートを完成する必要はないです。 |
AIスピーキング | いつでも何度でも取り組めます。 |
オンラインスピーキング | 学んだ単元について、外国人講師とのマンツーマンレッスンに取り組みます(月2回、1回25分)。 |
英検対策教材 | 英検5級から準1級まで対策可能 |
英語能力判定テスト CASEC | 技能ごとの到達度や英語力の総合評価、目安の英検級などの結果が、受験後すぐにわかるテストが受験できます。 ※年2回:夏・冬 |
オンラインスピーキングのレッスンシート(教材)は、自由に選べますが、学習した単元を選ぶのがおすすめです。



「事前課題」に取り組んで予習してから受けます!
Asteriaを実際に受講している感想


実際に小6の娘がAsteriaを受講していて、個人的に「ここはお気に入り!」と思うところと、「ここは注意したほうがいいかも。」と思うところを率直にレビューします。
【お気に入り①】文法学習がしっかりできる


Asteriaの文法学習は、インプットも大切にしつつ、アウトプットにもしっかり取り組めるバランスの良い構成です。



アウトプット多めで文法が定着しやすいと感じてます!
プロの講師による文法の映像解説がとても丁寧でわかりやすく、初めて学ぶ内容でも安心して進められるところが気に入っています。
解説は7分前後と、飽きる前に終わる「ほど良い長さ」。
イヤにならずに見られるのもうれしいところです。
【お気に入り②】オープンカリキュラムなところ
小学校〜高校範囲まで学びたい放題のオープンカリキュラム(無学年式)で、いつでも好きな単元に取り組めるところは、やっぱりうれしいポイント!
学校の進度にしばられず、自分のペースで進みたいだけ進められるのは大きな魅力ですよね。





最初からすべての単元が開放されていることにびっくり!
『到達度チェック』に取り組んでみて、理解できている単元は飛ばして先に進められたり、とにかく自由度が高いところが気に入っています。
自分のレベルに合った問題や、取り組みたい単元に取り組めるので、無駄が少なく効率的に学べますよ。
【お気に入り③】サクサク進められる
Asteriaを始めるまでは、学校のタブレット学習以外は、紙の教材しか取り組んだことがなかった娘。
タブレットでテンポ良く進められて、本人いわく「サクサク進めて楽しい!」そうです。
答え合わせも自動でやってくれるので、すごい便利だなーと感じています。



ゲーム感覚のような感じなのかも……!
購入した『Z会専用タブレットとタッチペン』の使い心地はというと、特に不快に感じることはなく、普通に操作ができています。


iPadでもAsteriaを試してみたのですが、書き込むときはiPad &Apple Pencilのほうが反応は早いようです。
ただ、娘が言うには、iPadだと少し書き心地がガタつきを感じるそうで(慣れの問題かも?)、Z会専用タブレットのほうが反応はゆっくりめだけど、きれいに書けるかな〜とのこと。
画面については、Z会専用タブレットのほうが広くて見やすい、という感想です。
【お気に入り④】モチベーションを高めてくれる仕様
Asteriaは、進み具合を客観的に把握できるようになっています。
例えば、最近30日の進み具合や累積学習時間、筆記量などが表示されるので、
- 「もうちょっとやったほうがいいな、学習ペースを修正しよう。」
- 「今月はしっかりできてる、この調子で行こう!」
などと、学習ペースを管理しやすいのが便利だなと感じています。


Z会学習アプリの画面に「文句なしの進捗です。Z会の想定以上です!」という表示が出た時は、娘が「やった!モチベーションが上がる〜!」とうれしそうにしていました。



モチベーション維持につながる仕様でありがたい!
【お気に入り⑤】AIスピーキングが楽しい!


AIスピーキングはたくさんやり取りができて、楽しくてお気に入りとのことで、結構ハマってます!
ただやみくもに会話するのではなく、場面を選んで進められるので、練習しやすそうです。
「オンラインスピーキングは緊張する……。」という娘は、月1回オンラインスピーキングに参加し(無理はせず……)、あとはAIスピーキングを好きなときにやりたいだけ、遊び感覚で取り組んでいます。



今のところ、できるところを取り入れればOKというスタンスで進めています!
【お気に入り⑥】書く力も養える
タブレット学習だと、「答えを選択しておしまいとなってしまうのでは?」と不安に思われる方もいらっしゃるかと思います。
Asteriaの添削問題は、タブレット上で手書きで行うので、英語を書く力も養えるのです。





鉛筆で書くのとまったく同じ……とまではいかないけれど、結構きれいに書けてますよ。
また『到達度チェック』では、選択肢から答えを選ぶ問題だけでなく、文章をキーボードで入力する形式の問題もあり、単語のスペルをきちんと覚えているかを確認できるのもうれしいポイントです。
【お気に入り⑦】添削は何枚出してもOK


Asteriaは、添削問題を何枚提出してもOKというなんともありがたいシステム!
答えは、問題を解き終わった後すぐに確認できて、添削済み答案も当日〜3日以内に返ってくるので、早い段階で復習できます。
娘の場合は、月に5枚以上提出することがあるので大助かりです。
【お気に入り⑧】親の負担が減る
子どもの英語レベルに合った教材をその都度探したり、文法をどうやって子どもに理解してもらおうか、どんなふうに英語学習を進めていけばいいのか悩んだり……。
特に塾には行かず、おうちで学習している場合は、悩みも尽きないですよね。


そんな場合は、Asteriaを活用するメリットは大きいです。
負担が減る要素2つ
- まだ習っていない文法でも、プロの講師による映像解説と演習でしっかり進められる。
- AIが子どもに合った最適な問題を出してくれて、無理なく英語力を高めていける。
上記のメリットがあり、結果として英語の教材選びに奮闘したり、どう進めたら良いか悩むことが減るので、親の負担もグッと軽くなると思います。
【お気に入り⑨】コスパが良い


2025年度に値上がりはしたものの、オープンカリキュラムで自由に進められたり、いろんな角度から英語に取り組めることを考えると、十分コスパはいいなと感じています。
普段から学習の習慣があるお子さんなら、得られるものは多く、満足度の高い講座だと思います。



塾に通うよりずっと手軽で、しかも内容が濃いので、コスパ重視の方にぴったり!
【注意点①】学習サイクルを自分で確立させる必要がある
自由度が高いということはメリットでもあるのですが、学習サイクルを自分で確立させる必要があるということでもあります。
『毎日少しずつ進める』『週末に集中して取り組む』など、あらかじめスケジュールに落とし込みましょう。


わが家は今のところ、土日の週2回取り組み、長い休みは毎日取り組むことにしています。
1回の学習時間(単元学習だけの場合)は、だいたい20分前後です。
【注意点②】学習の流れの把握に時間が必要


Asteriaの初期設定をしたり、Asteriaの学習の全体像や流れを把握したりと、慣れるまでは少し時間が必要だと感じました。
my Zについてはこちらをご覧ください▼


【注意点③】長文読解はやりにくいかも……
英語学習が進むと出てくる英文読解問題。


長文読解する時は、タブレットだとちょっとやりにくそうだな……と感じました。



紙の時代の筆者の先入観があるかもしれないのですが。直接書きこみたい派の私……。
答えの根拠に印をつけたり、複雑な英文の場合はSVOCMを振ったり、隠れている関係代名詞を補ったり、いろいろ書き込みながら英文の構造を理解したいな……と思ってしまいます(長文読解に慣れている英語学習者なら必要ないですが)。


今後学習が進み、一つひとつの英文の文法・構造を把握しながら正確に読む(精読)練習をする場合は、やっぱり紙ベースでの学習も別立てで必要かもしれません。



子どもは順応性が高いので、そのうちタブレット学習に慣れて「長文読解も紙よりもタブレットでOK!」となるかもしれないですけどね……。
Asteriaのタブレット機能には、効率よく学習を進められる工夫がされているので、これから学習を進めながら、娘と一緒にやりやすい方法を見つけていきたいと思います。
【注意点④】個別AIプログラムはフォローが必要な場合あり
Asteriaの『個別AIプログラム』は、AIが一人ひとりに最適なレベルの問題を自動で出し続けてくれるという、超便利な機能です。


単元学習は、今のところ娘一人でも進められる内容なのですが、例えば『個別AIプログラム』のリーディングの問題では、習っていない文法や単語が出てくるところがあり、フォローが必要な場面がありました。
問題に対する解説はくわしく載っていて、全訳もついています。
ただ、英文構造のくわしい説明まではないので、理解があいまいな部分は一緒に確認してあげると安心かなと思います。



欲を言えば、英文構造の解説がもうちょっとあるとありがたいかも……!
個別AIプログラムは、レベルチェックテストを受けてレベルを設定しましたが、リーディングに関してはレベルを1つ落として進めることにしました(負荷をかけすぎると嫌になってしまう気がしたので……)。
【注意点⑤】教材はいたってシンプル
注意点5つ目として、キャラクターなどが出てくる、にぎやかなタイプの教材ではないというところ。
教材は至ってシンプルで、勉強に集中できる仕様です。


楽しくにぎやかに学びたいお子さんには、合わないかもしれません。
楽しさを重視したい場合は、子どもが楽しく学べる工夫がいっぱいの『Challenge English』【進研ゼミ小学講座】がおすすめです。
Asteriaと同様、英検準1級レベルまでカバーしています。


Asteriaの口コミ・評判
Asteriaリニューアル後の口コミはまだ少なめですが、紹介します。
タブレットは、使用説明書みたいなものだけ。そして、講座自体は、やっぱり、とてもよい。
— tghr (@tghr2014) March 27, 2025
Z会中学生コース、紙教材のコースがなく専用タブレット(Android)が届いていたのだが、いざ息子がやる気になったのだが、まず端末にGoogleアカウントを設定、それがやっと終わったと思ったらZ会アカウントの設定で、めっちゃ疲れた。
— さゃたん@ただの美しい人 (@sayapi2001) April 8, 2025
Amazonのfireみたいに設定済ませて送ってくれたらええのに…
Z会AsteriaのQ&A


Z会Asteriaに関するQ&Aをまとめましたので、ご参照ださい。
- わからないところがあったら質問できる?
-
Z会の教材でわからないところがあったり、学習の進め方で悩んだ時、Z会学習アプリの『教えてZ会!』から質問・相談ができます。
受付3日後までに回答が返ってきます(日曜・年末年始を除く)。
- 開始単元に迷ってます。どこから始めたらいい?
-
どの単元から開始するか迷う場合は、各単元の3コマ目にある『演習 到達度チェック』に取り組み、到達度が8割以上で、間違えた問題を解説を読んで理解できた場合は、その次の単元から学習を開始しましょう。
英検の受検経験がある場合は、下記を目安にして決めましょう▼
取得済み級 単元種別 おすすめ開始単元 未取得 中1準備 自分や相手のことを伝える/自分がすることを伝える(最初の単元) 5級 中1 be動詞 4級 中1 一般動詞の過去形 3級 中2 SVOC/SVOC 準2級 高1 5文型 2級以上 高2 文の要素1 - Z会小学生コースの英語講座との違いは?
-
すでに英語学習経験があり、先取り学習したいお子さんはAsteria、英語学習経験の少ないお子さんには、Z会小学英語がおすすめです。
Z会小学生コースとAsteriaと何が違うのかを表にまとめてみましたので、ご参照ください。
Asteria 小学生コースの英語講座 対応レベル 英検5級〜英検準1級 中学入門レベル
英語の基礎が身につく内容 学年に縛られず、どんどん先へ進める(オープンカリキュラム。)
ハイレベルな英語学習ができる。中学でつまずかない英語の基礎が身につく
語順の違いを理解できる教材設計。
紙の教材で書く練習がしっかりできる。教材 タブレット1台で完結 紙のテキスト(音声はタブレット等を使う) (12か月一括払いの場合) 料金3,900円/月 2,023円/月(3年)
2,176円/月(4年)
2,516円/月(5年)
2,516円/月(6年)オンライン英会話 月2回(1回25分) 月1回(1回25分) 添削 1カ月に何枚でも提出可能 月1回 学習時間 好きな時間に好きなだけ 月に8回(添削含む) 単独での受講 ○ ○ 2025年3月現在 Z会小学生コース英語のレビュー記事はこちら▼
あわせて読みたいZ会小学英語は基礎固めにぴったり!専科英語に取り組んでいる率直な感想レビュー 現在の英語教育は、小学3・4年生から外国語活動が始まり、5年生からは成績がつく本格的な教科になります。 英語学習、今のうちから取り組んでいきたいけれど、どんな教…あわせて読みたいZ会小学英語(本科)を徹底レビュー!受講中の本音を紹介 Z会の英語講座(小学生向け)を受講している感想が知りたい! Z会の小学英語はどんな内容なの? そんな方に向けて、Z会小学英語講座(紙の教材)の基本情報と学習の流れ… - Asteriaには努力賞制度はあるの?
-
Asteriaでも、努力賞ポイントを貯めて賞品がもらえるZ会努力賞制度が適用されます。
ポイントを貯める方法 付与ポイント数 ポイント付与日 Z会学習アプリにログイン 1日最大1ポイント 翌営業日 添削問題を提出 答案1枚あたり15ポイント 答案提出日の翌営業日 努力賞ポイントを貯めると、小学生までは図書カードかAmazonギフトカード、中学生以降はAmazonギフトカードと交換できます。
努力賞の申請は、Z会学習アプリからかmy Zからできます。
Z会努力賞制度の詳細はこちらをご覧ください▼
あわせて読みたい2025年度からZ会努力賞制度がリニューアル!変更点・ポイントの貯め方・交換方法を徹底解説 Z会の努力賞制度は、添削問題の提出やまとめテストなど、学習への取り組みに応じて努力賞ポイントが貯まり、そのポイントを使って好きな賞品(=景品)と交換できるごほ… - Asteriaの問題はくり返し解けるの?
-
添削問題以外は、くり返し解けます。
Asteria受講レビューまとめ


ここまでAsteriaについて、下記5点を解説しました。



Asteriaを受講しようか検討している方、ぜひ参考にしてみてください!
>> Z会Asteriaの公式HPはこちら
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